グランド・ジェネレーション Grand Generation のためのネットビジネス指南

2013.5.15|基本的な考え方

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「グランド・ジェネレーション Grand Generation のためのネットビジネス指南」という題目で、始めたいと思います。

 

なぜ、「グランド・ジェネレーション Grand Generation」かといいますと、ネットビジネス、この業界の人たちは、「インフォ業界」と言っておりますが、この世界で実績をあげられている方は、非常に若い方が多いのです。

 

しかし、ある程度年齢のいった人の話は、あまり聞くことがありません。もちろん、ないわけではないですが。

 

で、ある程度年齢を重ねた方のために特化した、ネットビジネスの情報というのは、私は知りません。ということで、書いてみようかな、と思ったわけです。

 

シニアというと、どうも老人とか、それに近いイメージがありますが。むしろそれを積極的にとらえ、グランド・ジェネレーション Grand Generation  という表現が最近でてきました。

 

まさに、本テーマにふさわしい考え方だと思うので、使わせていただきます。

 

ただ、すごく若い人のためではなくて、というくらいのもので、あまり厳密には使いません。

 

つまり、ターゲットとしてはですね。

1)将来の年金に不安をもっている。

2)退職金は、バブル時代に購入した住宅のためのローンの返済で全部、またはほとんどなくなってしまう、または、なくなってしまった。

3)景気にともなって、収入が減り、場合によっては、借金が膨らんでしまった。

4)身内の事業が失敗したり、不用意に保証人になってしまって、多大な負債を抱えてしまった。

というようなシチュエーションが考えられるわけです。

 

インフォ業界で成功した人というのは、非常に若い人が多いのですが、こういう方たちは、会社員としてのキャリアがないとか、あっても短いという人が多いのです。

 

私は、ネットビジネスでも、アフィリエイトという方法を、ある方に教えてもらって、ひとりではじめたのですが、なかなか実績が上がりませんでした。いろいろ、この手の情報をネットで得るようになって、どういう経緯だかよく覚えていないのですが、柴野雅樹という人間を知ることになります。で、彼の主宰する、「夢リタ塾」に参加して、いろいろノウハウを学びました。その塾での成功者は、本当に若い人が多いです。私の同期のTOSHIさん、いっしょに教材を出されたびーはちさん、携帯サイトのマーケッターKENさん、携帯PPCがで塾をはじめる山田さん、みな夢リタ塾に参加していて、私も面識がありますが、皆若いです。この若さというのは、ある意味、サラリーマンの生活にどっぷりつかっていない、というのが、逆に強みになっています。

 

多くの人は、サラリーマンになります。で、もちろん、ものすごく頑張っている方も多いわけですが、会社人間というのは、なまけても給料はもらえる、ということもありえますね。何にもしなくても、不正を働かない限り、そう簡単にクビにはできません。とくにサラリーマンでありがたいのは、病気になったときです。病気で休んでも、年次休暇の範囲なら、ちゃんと給料が出ます。

 

ところが、自分で事業主の場合、給料日というのは、支払いするために、お金を工面しないといけないわけです。会社にはいらないで、自分でかせごうとおもったら、休んでいられないわけです。

 

ところが、会社にはいってしまうと、給料がもらえるのが当たり前という感覚になります。だから、長くいると、「会社というぬるま湯につかっている」という状態になってしまいます。

 

会社で偉くなると、自分で仕事をするというより、部下がやってくれることの方が多いわけですね。それで、出世すると、その本人は、自分がやっていないのに、自分の力だと過信する人がいる。で、仕事を離れてみると、実際何もできないことを自覚するわけです。

 

自分で事業をやっている人は、もちろん自分だけでやっているわけではなくて、いろいろ協力をしてもらっているわけですが、協力してもらえるように、いろいろ努力するわけです。

 

しかし、会社では、とくに大きなところでは、そういう仕事をたのむということをしないでも、そういうシステムがすでに用意されています。それは、会社としてのメリットでもあるわけですが、そのことをよく自覚していないと、つまずいてしまうこともあるわけです。

 

また、大きな会社になるほど、組織を保つという目的の仕事が多くなります。製造会社ならものをつくること、販売会社なら、ものを売ることが本来の仕事であるはずなのに、会社の人間関係で気を使うというのはすぐに考えるでしょうが、そもそも人事のような仕事が、組織維持のための仕事の典型なわけです。大きな会社ではたらくと、本業1割、組織維持の仕事9割なんてこともありえます。それに、人事評価というのは、予想できる範囲の業績、素養しか評価できないわけで、その枠組を超えてしまう人は、もう会社の一員でいるのは、不幸なのです。

 

会社で成果をあげていたので、やめて仕事をはじめてみて、はじめて会社の看板で仕事をしていたことがわかる、というのは、よくある話で、私のかつての同僚も、やめてうまくいっている人はほとんどおりません。

 

さて、なぜこういう話をしたかというと、シニアの人は、会社のぬるま湯につかってしまっていて、こういう起業としての当たり前の心構えに少々問題がある、ということです。

 

若くして成功している人は、こういう組織にたよるしがらみとか、ありがたさを感じたことがないとか少ないとか、という状態なのです。

 

また、若い人が必ず成功しているわけでもありませんね。たまたま集中してがんばってみたら、当たった、というのがほとんどです。

 

さて、いま、ここで、シニアのため、ということではじめるのですが、一般的に出いているネットビジネスのマニュアルとの差別化しているというか、特色としようと思っていることを説明しますと、

 

1)基本的な目的は、ネットを使ってビジネスをする、ということです。ビジネスとしての法律をはじめ、マナー等要求されます。遊びではありません。まず、自分で会社をつくって、そこの社長になります。そのための責任を、と考えてみてください。ただ、最初は、法人はまだつくりません。すくなくとも、自分のなかで、ネットビジネスに関する部分を日常とはしっかりわけてもらって、ひとつの企業をつくる、という目線をいれます。端的に言うと、企業経営、とくに財務管理の手法をいれます。会社員で、経営管理や財務をやっている人は、かえってわかりやすいと思います。

 

2)楽しみながらやってもらいたい、また実利をとっていただきたい、ということから、ネットビジネスのことだけでなく、マイレージなど、現在社会で現金同様の価値のあるものを有効に貯めたり使ったりするノウハウも提供します。長い間会社員をやっていると、こういうノウハウたまりますから。

 

3)ネットビジネスについていえば、たとえば、アフィリエイトだけということではなく、段階をふんで、複数の手法をご紹介します。

 

4)多くのネットビジネス教材は、このとおりに、そのままやればできる、というものが多いですが、基本的に、いろいろなノウハウについて、どうしてそうなるのか、について、できるだけくわしく説明したいと思います。納得感が大事だと思うからです。

 

5)環境について、段階をわけます。最初は、費用のあまりかからないもの、次にすこしかかるもの、そして、本格的に自己投資をすること、というように。基本的に、いいものには、コストがかかると思ってください。しかし、最初は、数百円からです。

 

6)実績をまずあげてもらいます。そうしないと、モチベーションがあがりません。

 

ということです。

 

こういう視点で、いろいろ述べていこうと思います。

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